無地の服で撮った、すっきりした顔写真を1枚。サイズの合った服で撮った全身写真を1枚。本当に何かをしているところの写真を1枚。男性のマッチングアプリのプロフィールは、これでほぼ決まります。しかも3枚とも、手持ちの服で、午後のうちに撮れます。
この記事は、シャツを5枚くらいしか持っていなくて、写真を撮られるのが大の苦手な男性のために書きました。私も二十代の大半を、白か青のシャツとジーンズの繰り返しで過ごしたので、出発点はよくわかります。新しい服も、カメラマンも、別の顔も要りません。要るのは、1枚ごとの計画と、窓がひとつ。
全体像(写真、デート当日、アプリで認められていること)を知りたいなら、まずはデートのスタイルガイドから。この記事で掘り下げるのは、ひとつだけ。男性の写真です。
男性がつい使ってしまう5枚と、うまくいかない理由
男性のプロフィールの多くは、同じ数枚でつまずいています。どれも、顔立ちの問題ではありません。問題は服と撮り方、そして写真が伝えてしまうことです。
ジムでの鏡越しの自撮り
伝わるのは「鏡に映った自分を撮りました」ということだけで、見る人が受け取るのも、それだけです。スマートフォンが顔の一部を隠し、光は真上からのきつい照明。背景のジムや洗面所は、誰にとっても見たい景色ではありません。体を鍛えることが大事なら、実際にそのスポーツをしているところを、誰かに撮ってもらいましょう。
どの写真にもサングラス
人は、目を見て決めます。屋外の1枚でサングラスをかけるのは問題ありません。3枚になると、ただまぶしかっただけでも、何かを隠していそうな人に見えます。1枚目の写真(メイン写真)では、決してかけないでください。
釣った魚の写真(ほかの戦利品も)
釣りが悪いわけではありません。問題は、この写真がたくさんのプロフィールに載っていること。だから、思っているほど、自分のことは相手に伝わりません。本当に好きなことなら1枚だけ残し、1枚目にはせず、主役が魚ではなく自分の顔になっているか確かめてください。
車の中の自撮り
下からのアングル、胸を横切るシートベルト、ダッシュボードの光。車から降りましょう。同じ顔でも、窓からの光が当たる壁の前なら、まったく別の写真になります。
いつも同じシャツ
6枚とも、同じネイビーのシャツ。ひとつの午後に撮った写真か、シャツを1枚しか持っていない人に見えます。セット全体で、違うコーデを3〜4通り選んでください。服は、もう手元にあります。
それぞれの枠に何を着るか、ふつうのクローゼットから
いいセットは6枚で、1枚ずつに役割があります。特別な服など1枚もないクローゼットから、それぞれに何を着るかをまとめました。
| 写真 | 着る服 | 避けたいもの |
|---|---|---|
| 1. 顔写真 | 似合う色の無地のニット、Tシャツ、シャツ(ネイビー、オリーブ、テラコッタ、淡いブルー) | ロゴ、にぎやかな柄、キャップ、サングラス |
| 2. 全身写真 | サイズの合った濃い色のジーンズかチノパン、シャツかニット、きれいな靴 | 裾がもたつくパンツ、履きつぶしたスニーカー |
| 3. 何かをしている写真 | その活動に本当に必要な服を、ふだんどおりの着方で | 写真のための仮装 |
| 4. 友だちと | グループの中で少しだけ目立つ色や重ね着 | 周りとそろいすぎて、どれが自分かわからない服 |
| 5. きちんとした装い | いちばんきちんとしたコーデ:テーラードのスラックス、アイロンのかかったシャツ、持っていればブレザー | サイズの合わないスーツ |
| 6. 自由枠 | いちばんいい日の、ふだんの服 | 1枚目と同じコーデ |
いちばん大事なのは顔写真です。顔の近くに無地の中間色があると、視線が顔に集まり、光が変わっても色が崩れません。スマートフォンで撮ると、真っ白は強い日差しの中でディテールが飛びやすく、黒は暗い場所でのっぺりした影になりがちです。だから、ネイビー、チャコールグレー、クリームのほうが扱いやすい色です。詳しくは写真映えする色の記事で。
ブランドより、サイズ感
サイズの合った安いシャツは、合わない高いシャツに、どの写真でも勝ちます。カメラはサイズ感には容赦がなく、ブランドのタグにはまったく興味がありません。
撮る前に、鏡の前で5つのチェックを。
- 肩:肩の縫い目が、腕の途中ではなく、肩の端にきています。
- 袖:シャツの袖口は、手首の骨のところで終わります。ニットなら、少し長くてもかまいません。
- 丈:シャツを出して着るなら、裾はパンツのファスナーの真ん中あたりまで。それより長いと、入れ忘れたドレスシャツに見えます。
- パンツ:ベルトに頼りきらなくてもウエストの位置に収まり、裾は靴の上でワンクッションか、ノークッションです。
- 襟:首の後ろにすき間ができず、平らに収まっています。
このうち2つで不合格なら、その服は写真に使いません。たいていの男性は、自分のクローゼットに合格するコーデを2〜3通り見つけます。それで十分です。
一人で撮る方法
友だちがいなくても撮れます(何かをしている写真だけは、いると助かります)。ほかの写真は、次のとおりです。
- 窓のほうを向いて立つか、屋外の明るい日陰へ。天井の照明の下や、真昼の日差しの中は避けます。
- スマートフォンを、積んだ本か手ごろな三脚にのせて胸の高さに置き、数歩離れます。
- セルフタイマーと連写を使い、必要だと思うより多めに撮ります。
- 全身写真は、頭の上と足の下に余白ができるまで後ろに下がります。
- 4:5の縦長にトリミングします。
1回ごとに着替えれば、1時間でセットのほとんどがそろいます。三脚なしで撮る全身写真も含めた詳しい方法は、マッチングアプリの写真を一人で撮る方法の記事で。
Studioの出番
ここからは、アプリをつくった本人なので、ひいき目が入ります。難しいのは、カメラではありません。「この色は自分に似合うか」「この組み合わせはまとまっているか」を判断する手がかりが、写真を見るまで何もないこと。そして写真を見るころには、午後はもう終わっています。サイズ感を確かめるのは、鏡の役目です(上の5つのチェック)。
Clottrでは、ひとつの枠に、手持ちの服から候補のコーデを2〜3つ選び、それぞれを自分の写真で試着します。StudioのThis or Thatのテンプレートで2つを1枚のカードに並べ、選んだほうをStudioのテンプレートに収めれば、仕上がった1枚の画像として確認できます。だから、撮る前に、何を撮るかがわかります。試着は見た目を判断するための近似であって、サイズ感を判断するものではありません。手順はStudioでプロフィール写真を準備するのガイドで。
あとは、いちばんいいものを使うだけ。試着画像をそのままセットに加えてもいいし、そのコーデで本物の写真を撮ってもかまいません。マッチングアプリが認めていないのは、偽のプロフィールです。Clottrの試着画像に写るのは、自分の顔のまま、手持ちの服を着たあなたです。メイン写真には、顔がはっきり写った最近の写真を使ってください。アプリは自撮りとプロフィールを照合しますし、これから会う相手も同じように見比べます。各アプリが何と言っているかは、AI画像は、マッチングアプリで使える?の記事で。
よくある質問
男性は、マッチングアプリの写真に何を着ればいいですか?
顔写真には、似合う色の無地のシャツ、ニット、Tシャツ。全身写真には、サイズの合った一式のコーデ(濃い色のジーンズかチノパン、シャツかニット、きれいな靴)。何かをしている写真には、その活動に本当に使う服。セット全体で、違うコーデを3〜4通り使ってください。
鏡越しの自撮りは、マッチングアプリのプロフィールでは避けたほうがいいですか?
たいていは、はい。スマートフォンが顔の一部を隠し、光はたいていきつく、背景は洗面所かジムです。窓からの光を受けて、セルフタイマーで撮るか友だちに撮ってもらうかした写真のほうが、同じコーデをずっとよく見せてくれます。
Tinderの写真で、サングラスはかけたほうがいいですか?
かけるとしても屋外の1枚までで、メイン写真では決してかけません。相手は目を見たいものですし、プロフィールに最初に必要なのは、顔がはっきり写った写真です。
男性は、Hingeに写真を何枚載せればいいですか?
Hingeが求める写真は、住んでいる地域によって4〜6枚。これに、プロフィールの質問への回答(Hingeでは「プロンプト」)が3つ加わります(2026年10月14日時点)。6枚あれば足り、同じ6枚がBumbleとTinderでも使えます。弱い3枚を含む9枚より、いい6枚です。
マッチングアプリの写真では、きちんとした服を着る必要がありますか?
必要なのは1枚だけです。セットのほとんどでは、ふだん本当に着ている服を見せます。のんびりした日曜より、一段きちんと。きちんとした装いの1枚が、ふだん着とは違う一面を見せてくれます。
どの服がいちばん写真映えするかを、確かめる:まずはマッチングアプリのプロフィール写真に何を着るかから。撮る前に、候補の服をClottrで試着しましょう。