クローゼットのルール

3-3-3ルール:トップス3点、ボトムス3点、靴3足

3-3-3ルールは、カプセルチャレンジの一つです。トップス3点、ボトムス3点、靴3足を選び、その9点だけで過ごします。期間はたいてい1週間か、旅行のあいだ。計算上は、3×3×3で27通りのコーデになります。

TikTokでは、荷物を軽くし、服選びの迷いを減らす方法として広く紹介されています。どのトップスもどのボトムスとも合うときはうまくいき、天気やドレスコード、同じ服のくり返しへの我慢が限界を迎えると崩れます。このページでは、Project 333(プロジェクト333)との違い、9点の選び方、カプセルの例、そして実際に使える組み合わせの確かめ方を紹介します。

9点を3段に並べた平置き。アイボリーのジップジャケット、バーガンディのノースリーブトップス、チャコールのタートルネック。黒のストレートジーンズ、ネイビーのスラックス、アイボリーのワイドパンツ。白のスニーカー、黒のパンプス、白のバレエシューズ

3-3-3ルールとProject 333の違い

名前は似ていますが、別のチャレンジです。3-3-3ルールは短く、小さい。9点で、期間はたいてい1週間か旅行のあいだです。Project 333は、コートニー・カーバーが提唱するミニマリストのチャレンジで、3か月を33点で過ごします。

Project 333が数えるのは、服だけではありません。靴、アウター、小物、アクセサリーも33点に入り、下着やパジャマ、トレーニングウェアなどは、ふつう対象外です。3-3-3ルールの多くはトップス、ボトムス、靴だけを数え、重ね着や小物については何も決めていません。そこは、自分でルールを決めます。

ひと目で比較3-3-3ルールProject 333
点数9点:トップス3点、ボトムス3点、靴3足33点
期間たいてい1週間か、旅行のあいだ3か月
数えるものトップス、ボトムス、靴服、靴、アウター、小物、アクセサリー
ふつう対象外のもの重ね着や小物は、自分で決める下着、パジャマ、トレーニングウェアなど
由来TikTokで広く紹介コートニー・カーバーが考案
向いている使い方荷物を軽くしたいとき、クローゼットの手早いテスト持つ量と買う量を、じっくり見直すとき

うまくいく理由と、27通りには届かない理由

計算は、単純な組み合わせです。3点のトップスはそれぞれ3点のボトムスと組めるので、上下の組み合わせは9通り。その9通りにそれぞれ3足の靴を合わせると、3×3×3=27。計算上は、9点の服から、その3倍のコーデが生まれます。

実際に残るのは、ずっと少なくなります。厚手のウールのセーターに軽いリネンのパンツを合わせると、寒い日の素材と暑い日の素材が混ざり、たいていどちらかがその日の天気に合いません。スラックスにスニーカーでは、その日に必要なきちんと感に届かないこともあります。主張の強い色どうしはぶつかりますし、あるボトムスに合う柄が、別のボトムスとはけんかすることも。何通り残るかは、手持ちの服しだい。だからこそ、数よりも選び方が大切です。

本当の収穫は、27通りのコーデではありません。決めることが減ることです。9点なら、クローゼットを開ける前から選択肢がわかり、数日もすれば、よく働く服とそうでない服が見えてきます。

バーガンディのノースリーブトップスに、アイボリーのワイドパンツと白のバレエシューズチャコールのタートルネックに、濃い色のストレートジーンズと白のスニーカーアイボリーのジップジャケットに、アイボリーのワイドパンツと白のスニーカーチャコールのタートルネックに、黒のストレートジーンズと黒のパンプスバーガンディのノースリーブトップスに、ネイビーのスラックスと黒のパンプスアイボリーのジップジャケットに、黒のストレートジーンズと白のスニーカー

9点の選び方

選ぶ基準は、好きな服より、組み合わせやすい服。1点としか合わない服も9つの枠を一つ使うのに、生まれるコーデはほとんどありません。

  • ベースはニュートラルカラー:9点の大半を、互いに合う2〜3色のニュートラルカラーでそろえます。ネイビー、白、グレー、黒、アイボリー、デニムなど。
  • 差し色は一つ:1〜2点に色か柄を持たせると、1週間が制服のように見えません。
  • どのボトムスも、どのトップスとも合う:決める前に、上下9通りの組み合わせをすべて確かめます。1点のボトムスとしか合わないトップスは、入れ替えましょう。
  • 靴はカジュアルからきちんとまで:カジュアルな1足、きちんとした1足、その中間の1足。同じコーデで、用事からディナーまで出かけられます。
  • 実際の1週間に合わせる:まず天気予報とカレンダーの予定を確かめ、実際の天気に合う素材を選びます。

コツ:始める前に、9点を全部並べてみてください。並べたときに浮いて見える服は、コーデの中でも浮きます。

Clottrのクローゼットのアイテム一覧。検索欄に「Top」と入力し、バーガンディのノースリーブトップス、グレーのハイゲージニット、細身のジャケット、ヴィンテージのバンドTシャツが表示されている

実例:9点で、27通り

たとえば、こんなカプセル。穏やかな気候の1週間で、オフィスはスマートカジュアル(きれいめカジュアル)、週末は予定なし、という想定です。あくまで一例で、決まりではありません。自分の服と色に置き換えてください。

27通りすべてが、毎日使えるわけではありません。暖かい日にはタートルネックとジップジャケットの出番はなく、ネイビーのパンツにスニーカーでは、オフィスによってはカジュアルすぎることも。組み合わせを一つずつ確かめる。それが、計算上の27通りを、実際に着るコーデに変える一歩です。

例:3-3-3カプセルの一案
アイテムカテゴリー選んだ理由
チャコールのタートルネックトップスニュートラルカラーで、きちんとにもカジュアルにも
アイボリーのジップジャケットトップスニュートラルカラーで、肌寒い日に
バーガンディのノースリーブトップストップス差し色
ネイビーのスラックスボトムスきちんと担当
アイボリーのワイドパンツボトムス3点のトップスすべてに合う、明るいニュートラルカラー
濃い色のストレートジーンズボトムスカジュアル担当
白のレザースニーカーシューズカジュアルな1足
白のバレエシューズシューズ中間の1足。どのボトムスにも合う
黒のスエードパンプスシューズきちんとした1足

組み合わせの例:タートルネック、ネイビーのパンツ、パンプスでオフィスへ。バーガンディのトップス、アイボリーのパンツ、バレエシューズでランチミーティングへ。ジップジャケット、ジーンズ、スニーカーで土曜日を。タートルネック、ジーンズ、バレエシューズで用事に。バーガンディのトップス、ジーンズ、パンプスでディナーへ。写真は2つ目の組み合わせを、ClottrのコーデCanvasに組んだもの。バッグを足していますが、3-3-3ルールは小物を数えません。

ClottrのコーデCanvas。バーガンディのノースリーブトップス、アイボリーのワイドパンツ、白のバレエシューズ、黒のキルティングバッグの下に「See yourself」ボタン

3-3-3ルールが、うまくいかない場面

このルールは、短くて予定の読める期間のためのもの。無理が出るのは、次の4つの場面です。

  • 季節のある土地:雨から晴れへと揺れる1週間には、ルールが数えない一枚が必要です。9点とは別にアウターを足し、足したことを自覚しておきましょう。
  • ドレスコードのある仕事:週5日スーツや制服が求められるなら、トップス3点とボトムス3点では、オフィスと週末の両方はまかなえません。仕事着のクローゼットは、別に数えてください。
  • くり返しが苦手な人:同じシャツを1週間に2回着るのがつらいなら、このルールは近道ではなく、罰に感じられます。もっと大きなカプセルのほうが合います。
  • 洗濯:7日間でトップス3点なら、週の半ばにもう一度着るか、洗うことになります。どちらも現実的でないなら、このルールも現実的ではありません。

もっと長い期間や、クローゼット全体を考えるなら、洗濯の間隔から逆算して服の数を決めてください。クローゼットのルールのページに、計算式と目安の表があります。

Clottrで、9点を自分の手で確かめる

Clottrに、ワンタップの3-3-3モードはありません。それでも、手持ちの服で同じチェックを自分の手でできます。デジタルクローゼットでカテゴリーを絞り込んでトップス、ボトムス、靴を表示し、さらにフォーマル度と色で、その週に必要なきちんと感の幅と、組み合わせやすい数色に絞ります。そこから、トップス3点、ボトムス3点、靴3足を選びます。

次に、コーデCanvasで組み合わせを一つずつ組み、「コーデを評価」で採点します。評価の軸は7つ。色の調和、プロポーションのバランス、フォーマル度の一致、スタイルのまとまり、柄の組み合わせ、シーンとの相性、季節との相性です。季節やフォーマル度のスコアが低ければ、1週間が始まる前に外すべき組み合わせがわかります。

27通りすべてを組む必要はありません。迷う組み合わせから始めてください。高いスコアが出たものが、その1週間のコーデです。

Clottrでコーデを評価した結果。フォーマル度の一致、スタイルのまとまり、色の調和はそれぞれ10/10。季節との相性は7/10で、薄手のスカーフかカーディガンを足すようにとのアドバイス付き。シーンとの相性には、オフィス、商談、カンファレンスが並ぶ

Clottrで実践する

  1. 01

    クローゼットを絞り込む

    デジタルクローゼットを開き、カテゴリー、次にフォーマル度と色で絞り込んで、合わせられそうなトップス、ボトムス、靴を候補に挙げます。

  2. 02

    9点を選ぶ

    トップス3点、ボトムス3点、靴3足を選びます。ニュートラルカラーをベースに差し色を一つ、靴はカジュアルからきちんとまで。

  3. 03

    組み合わせを一つずつ組む

    コーデCanvasでトップス、ボトムス、靴を1点ずつ合わせ、組み合わせを一つずつ作ります。

  4. 04

    採点する

    「コーデを評価」でそれぞれのコーデを採点し、色、フォーマル度、季節のスコアが高い組み合わせを残します。

3-3-3ルール、よくある質問

3-3-3ルールに、アウターは含まれますか?

たいていは含まれません。多くのやり方で数えるのはトップス、ボトムス、靴だけなので、天気に合わせたジャケットやコートは9点の外です。もっと厳しくするなら、羽織る一枚をトップス3点のうちの1点として数えてください。

3-3-3ルールでは、ワンピースはどう数えますか?

ワンピースは1点として、トップスかボトムスのうち、手持ちが少ないほうの枠に数えます。上下で組み合わせる服のようには、ほかのアイテムと混ぜられないため、増える組み合わせは少なめです。完成したコーデとして扱い、3足の靴それぞれと合わせてください。

3-3-3ルールは、旅行向けですか?普段使いにも向いていますか?

どちらにも使えますが、いちばん合うのは旅行です。1週間の旅なら荷物は小さく、朝の支度はシンプルになります。普段の生活で試すなら、まずは1週間だけ。組み合わせやすい服と、本当に恋しくなる服がわかります。

3-3-3ルールとProject 333は、何が違いますか?

規模です。3-3-3ルールは9点(トップス、ボトムス、靴)で、期間はたいてい1週間ほど。Project 333(プロジェクト333)は、コートニー・カーバーが提唱するミニマリストのチャレンジで、3か月を33点で過ごします。靴、アウター、小物、アクセサリーも33点に数え、下着やパジャマ、トレーニングウェアなどは、ふつう対象外です。

9点の服で、何通りのコーデができますか?

計算上は27通りです(トップス3点×ボトムス3点×靴3足)。実際に使えるのが何通りかは、天気、必要なきちんと感、色の相性で変わります。数字をうのみにせず、組み合わせを一つずつ確かめてください。

3-3-3ルールの代わりに、4-4-4ルールにしてもいいですか?

はい。トップス4点、ボトムス4点、靴4足なら、計算上は64通り。長めの滞在や、予定の多い1週間に向いています。ほかの数え方も考え方は同じで、たとえば5-4-3-2-1メソッドの持ち物リストは、カテゴリーごとに数を減らしていきます(カテゴリーの中身はやり方によって違います)。出かける期間と、洗濯できる頻度に合ったやり方を選んでください。

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